暮らしの情報 9月9日 血糖値が気になったら

「血糖」とは血液中に含まれるブドウ糖のことで、「血糖値」はその濃度です。食事でとった炭水化物などの糖質は、ブドウ糖に分解・吸収されて血液中に入り、すい臓から分泌される「インスリン」というホルモンの働きにより全身の細胞に取り込まれ、エネルギー源として利用されます。
健康な人は、食事をとるとすぐにインスリンが分泌されて血糖が全身の細胞に取り込まれるため、血糖値はゆるやかに上昇して徐々に下降します。しかし、インスリンの量が少なくなったり、働きが悪くなったりすると血糖をうまく細胞内へ取り込むことができず、血糖値が高い状態が続く「高血糖」になります。

血糖値がかなり高い状態になると糖尿病の症状が現れる場合があります。下記のような症状に気づいた場合は糖尿病を疑い、すぐに医療機関を受診することが大切です。

・のどが渇く、水をよく飲む
・尿の回数が増える、夜中に何度もトイレに行く
・食べていても体重が減る
・疲れやすい、体がだるい

血糖値が高めの人は、「急激な血糖値の上昇」を防ぐ食事・運動習慣を身につけることが大切です。食事では、糖質のとり過ぎに注意するとともに、食べる順番を変えることも意識しましょう。

・栄養バランスのよい食事をする
・お菓子や甘い飲み物などの間食を控える
・野菜→たんぱく質→炭水化物 の順に食べる
・食後に軽い運動をする

 

暮らしの情報 8月19日 夏バテの原因とその症状

暑い日が続く夏になると、疲れが抜けにくい、食欲がわかなくなることはありませんか。これといった病気ではないのに身体の不調が続いてしまう……これはいわゆる「夏バテ」の状態です。暑さが元となる夏バテの主な原因は次のとおりです。

・体内の水分・ミネラル不足…脱水症状
・暑さによる食欲の低下…栄養不足
・暑さとエアコンによる冷えの繰り返し…自律神経の乱れ

暑さはまだまだ続きます。下記の夏バテ対策をしっかり行って、暑い夏を乗り切りましょう。

1. こまめに水分補給をする
普通の生活においても毎日2.5Lの水分が身体から失われています。この時期は熱中症予防のためにも、水やお茶をこまめに飲みましょう。

2. 温度差や体の冷やし過ぎに注意する
外気温との温度差や体の冷やし過ぎは自律神経の乱れを招きます。エアコンの風が直接当たらないようにして、寒さを感じたら衣類やひざかけ等で調節しましょう。

3. 睡眠をしっかりとる
暑さによる疲労回復や、自律神経を整えて体調不良を改善するために睡眠は欠かせません。

4. 1日3食、いつも以上に栄養バランスを心がける
暑さで疲れやすく、汗でミネラルを失いがちな体はたっぷりの栄養が必要です。少量でも多くの品目を食べられるよう、食事の内容に気を配りましょう。

 

 

暮らしの情報 8月5日 知って守ろう!心筋梗塞

心臓は「心筋」と呼ばれる筋肉でできており、心筋に酸素や栄養を運ぶ太い動脈を「冠動脈」といいます。
冠動脈の内部が、動脈硬化(血管が弾力を失い、もろくなる状態)などの影響で狭くなったり塞がったりしてしまうと、心筋に酸素や栄養が届かなくなり、狭心症や心筋梗塞といった心臓病を引き起こします。
冠動脈の内腔が狭くなり、血流が流れにくくなった状態が「狭心症」。そして、狭くなった冠動脈の動脈硬化がさらに進み、血栓によって血流が途絶えてしまうのが「心筋梗塞」です。

喫煙習慣や肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、心筋梗塞の危険因子として知られています。該当する人は、こまめな水分摂取はもちろん、下表を参考に、できることから生活習慣の改善を始めてみましょう。

  • 喫煙者は禁煙する
  • 塩分、糖分、脂肪分を控えめに
  • バランスのよい食事をとる
  • 適度な運動(しっかり歩く)
  • ストレスを避けたり上手に解消し、規則正しい生活を
  • 高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満などの生活習慣病の早期発見を心がけて定期的な健康診断の受診を

時に命にかかわる心筋梗塞は、症状に早めに気づいて対応することが何より大切です。
心筋梗塞は冬季に多く発症する傾向があることが知られていますが、連日厳しい暑さが続くこの時季にも油断は大敵。暑さでたくさん汗をかくと、体内は水分不足となり、血液が濃縮されて血栓がつくられやすい状態になり、特に高血圧や糖尿病、メタボリックシンドロームなど動脈硬化のリスクが高い人では、心筋梗塞につながることがあるのです。

8月10日は、暑い夏の一日が「こころとからだの休日」となるよう願って制定された「健康ハート(810)の日」。暑さが心臓への負担をまねくこの季節こそ、「ハート(心臓)」の健康を振り返る機会にしてみましょう。

 

 

7月27日 絵手紙のご紹介

まだ梅雨も明けないじめっとした日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は他利用者様からも大変ご好評のあるアキューネットあつた利用者の長谷川画伯様からの素敵な絵手紙が届きましたのでご紹介したいと思います。
長谷川様は体調を壊し、入院し、退院した際に、体調に気をつけて仕事を頑張ってとの思いを込めて、お礼にバナナの絵手紙を看護師さんに渡されたそうです。

これから暑い夏が始まります。皆様、夏バテをしない様に体調管理をしましょう。
また、ソーシャルディスタンスで夏を楽しみましょう。

長谷川画伯様、今回も素敵な絵手紙をありがとうございました。

 

暮らしの情報 7月22日 冷えによる体調不良から身を守ろう

冷え症は寒い時期の代表的な症状ですが、夏場では服装や食事が「冷え」に対して無防備になりがちで、低めの温度のエアコンや冷たい飲み物、食べ物などにより、体温の低下や血行不良を起こす人が多く見られます。

梅雨明け後、本格的な夏に入ると、体に疲れが溜まりやすくなるうえ、昼夜の気温変化も激しくなります。季節の変わり目には、しっかりとした体調管理をしないと「冷え」による思いがけない体調不良につながります。
エアコンを長時間使用していると、自律神経系の交感神経が働き、体温を体の中から逃がさないように血管が収縮します。このため血流は悪化して、冷え症を起こすのです。また、自律神経の乱れは、他にも基礎代謝や新陳代謝を低下させてしまいます。

冷えから身を守るためには、体を温め、血行を改善することが大切です。下記のポイントを参考にして、健康維持に努めましょう。

  1. 首、手、足から冷えるので、その部分の保温をしっかりとしましょう。
  2. いつまでも夏用の寝具・パジャマは使わないように注意しましょう。
  3. エアコンの使用は暑い日だけにして、設定温度も高めにしましょう。(外気との温度差は5度以内に)
  4. ウオーキングやストレッチなど軽い運動を心がけましょう。
  5. 38~40度くらいのぬるめの湯でゆっくりと半身浴をして、体の芯から温めましょう。
  6. 十分な睡眠をとりましょう。

 

 

暮らしの情報 7月8日 旨みや風味を味わって、塩分カット

塩分を摂りすぎると、私たちの体は体内の塩分濃度を一定に保とうとして血液中に水分をとり込み、血液量を増やします。すると心臓はより多くの血液を送り出すことになり、血管壁にかかる圧力が上昇し、血圧が高くなってしまいます。血圧が高い状態が続くと血管や心臓にかかる負担が大きくなり、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる動脈硬化のリスクも高めてしまいます。

減塩の大切さはわかっていても、「減塩食はおいしくない」「長続きしない」という人もいるかもしれません。しかし、ちょっとした工夫で塩分をカットすることができます。

  1. 新鮮な食材を用いる(食材の持ち味で薄味の調理)
  2. 香辛料、香味野菜や果物を利用する(コショウ、七味、ショウガ、柑橘類の味を組み合わせる)
  3. 低塩の調味料を使う(酢・ケチャップ・マヨネーズ・ドレッシングを上手に使う)
  4. 具だくさんの味噌汁とする(同じ味付けでも減塩できる)
  5. 外食や加工食品を控える(目に見えない食塩が隠れている)
  6. つけものは控える(浅づけにして、できれば少量に)
  7. むやみに調味料を使わない(味付けを確かめて使う)
  8. めん類の汁は残す(全部残せば2~3g減塩できる)

 

以上を踏まえ、自炊をする際は、新鮮な食材の持ち味を活かし、むやみに調味料を使わないようにしましょう。調味料を減塩タイプのものに切り替えてみる方法もあります。
また、外食の際は、どうしても味付けが濃くなりがちなので、食べるときに追加でしょうゆやソースをかけることは避けましょう。さらにめん類を食べる際は、必ずスープは残すように心がけましょう。

 

暮らしの情報 6月24日 睡眠はとれていますか?

朝の目覚めがよいかどうかで、睡眠の質がわかります。その一方で睡眠時間は、一人ひとりの目安となります。なぜなら睡眠時間には、遺伝子レベルで個人差があり、短いタイプ(ショートスリーパー)と長いタイプ(ロングスリーパー)があるからです。むしろ、8時間眠らないとダメと思いこむことが睡眠不足への不安となり、不眠症を作ることにもなります。

下記、睡眠不足になりやすい原因と対策を参考に、質の良い睡眠がとれるよう心がけましょう。

1. 環境要因
車の音やアパートの騒音、室温や湿度、寝具(枕の高さや布団の固さ、清潔さ)、照明など、日常の環境要因で眠れないことがよくあります。情緒的に落ち着かないときは普段は気にならない環境に敏感になりがちですから、要注意です。

2. 不安や心配ごと
心配事が沸いてきて、寝付けないことがあります。ほとんどは一時的なことですのでたいていの場合は数日で眠れるようになります。

3. 病気が原因
ぜんそくや、夜間のかゆみ、痛みが有る場合、また、糖尿病などの生活習慣病でも不眠が起こることが有ります。主治医によく相談しましょう。

4. ストレス
対人関係で生じるストレスは、精神疲労を起こしやすく、徐々に心を病んでしまうことがあります。ストレスを避けることよりうまく付き合っていくことができるとよいでしょう。

5. 心の病
うつ病やうつ状態、不安神経症、幻覚や幻聴を伴う統合失調症などの初期症状に、数週間の不眠が現れることがあります。夜中に途中で目覚めたり、朝かなり早い時刻に目が覚めてしまうのが特徴です。専門の精神科への受診が必要です。

6. その他
寝る前のコーヒーやタバコなどの嗜好品、パソコンやテレビなどの視覚刺激は寝付きを妨げます。また、寝る前の睡眠薬かわりの飲酒は、熟眠を妨げ睡眠の質が悪くなり疲れがとれにくいためやめましょう。
不規則な勤務の場合はとても難しいですが、できるだけ同じ時刻に床につくよう整えましょう。

 

6月12日 絵手紙のご紹介

入梅の折から蒸し暑い日が続いております。
本日は長谷川画伯から、初夏を思わせるさわやかな絵手紙と、思わず笑ってしまう絵手紙をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
長谷川画伯様、いつも楽しませてもらってありがとうございます。これからも楽しみにしています。

 

 

暮らしの情報 6月10日 歯の健康を守ろう

6月4日から10日は『歯と口の健康週間』です。この機会に自分の歯の健康管理を見直し、むし歯や歯周病の予防に努めましょう。また、すでにむし歯や歯周病にかかっている人は、そのまま放置せずに歯科医の治療を受けましょう。
歯を失う原因のほとんどは、むし歯や歯周病によるものです。中でも、歯周病は糖尿病や心臓病と深くかかわっているのをはじめ、全身の健康に悪影響を及ぼします。歯の健康をいつまでも保つことは、からだ全体の健康を守ることにもつながります。
むし歯や歯周病は、お口の中全体に広がっている細菌や歯の周辺に付着している歯垢(プラーク)が原因でおこります。日常生活で次のポイントに気をつけてお口の中のケアを心がけましょう。

      1. 歯磨き
        “食べたら磨く”習慣を身につけましょう。毎食後、丁寧に歯磨きをすることで、お口の中を清潔に保ち、細菌類が繁殖しないようにすることが、むし歯・歯周病予防の基本です。
      2. 歯間ブラシやデンタルフロスで歯垢を除去
        歯と歯の間や、歯と歯肉の境目に付いている食べかすや歯垢は、歯ブラシだけでは取れにくいため、歯間ブラシやデンタルフロスなどの用具を使って、しっかり落としましょう。
      3. 歯科医や歯科衛生士によるケアも必要
        自分では取り除けない歯垢や歯石を除去するためには、年1~2回専門クリーニングが必要です。お口の中で起きているトラブルの早期発見・治療のためにもかかりつけの歯科医をもち、定期的に歯垢や歯石のケアを受けましょう。

暮らしの情報 5月27日 熱中症予防

私たちの体は、生命の維持に最適な体温を保つため、熱を作り出したり、汗をかいたり、皮膚から熱を逃がすことで、体温の調節を行っています。ところが、気温が高いことで、身体の中の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れて、体の調整機能が正常に働かなくなります。そのため、体内に熱がこもり、体温が異常に上昇するために、頭痛や吐き気等の熱中症症状が発生するのです。

特に以下の状態は熱中症になりやすいため注意です。

・高温(30度以上になると特に危険)多湿、通気が悪い
・体調が良くない、睡眠不足の時
・急に暑くなった日
・水分をまめに取っていない
・炎天下で運動している時 等

 

下記の事柄に気を付けて、今からしっかり熱中症予防をしましょう。

・室内環境を整えましょう
扇風機やエアコンを使った温度調整、こまめな換気、室温の確認、遮光カーテン・すだれ等で室温を下げる工夫を

・体に優しさを
ミネラルを含んだ麦茶などで水分補給、十分な休息、こまめな体温測定(特に体温調整が十分でない高齢者や子供)、保冷剤・氷・冷たいタオル等による体の冷却(首筋や脇の下)

・外出時の対策を忘れずに
日傘や帽子の着用、日陰の利用とこまめな休憩(水分補給)、通気性が良く吸湿・速乾性のある衣服の着用