暮らしの情報 12月9日 知って備える脳卒中

寒さが一段と厳しくなる12月。寒さに対して、体は体温を逃さないよう血管を収縮させます。そのため、冬季には血圧が上がりやすくなりますが、これに伴って起こりやすくなる病気の1つに「脳卒中」があります。

脳卒中の主な要因として、次にあげる5つが知られています。

高血圧:脳卒中に最も関連の深い危険因子。減塩や適切な降圧治療を受けることが大切です。
糖尿病:糖尿病があると脳卒中が起こりやすくなることが知られています。
脂質異常症:特にLDLコレステロールの値が高い人は注意が必要です。
不整脈(心房細動):心臓でできた血栓が脳に飛び、脳の動脈を塞ぐことがあります。
喫煙:喫煙によって血管が収縮し、血圧が上がりやすくなったり、動脈硬化を促進することがあります。
中でも関係が深いのは高血圧です。屋内と屋外との気温差はもちろん、屋内でも暖房の効いた居室と、浴室、トイレなどに温度差がある場合、血管が収縮して血圧が急上昇しやすくなります。

脳卒中を発症した場合、いかに早く適切な治療を受けられるかどうかが、その後の回復のカギとなります。
そこで知っておきたいのが、脳卒中の症状です。脳卒中の症状の現れ方は、梗塞や出血の起こった部位によって様々ですが、米国脳卒中協会では、脳卒中が疑われる場合、「FAST」と呼ばれる方法で3つの症状を確認することを勧めています。簡便なチェックポイントですから、ぜひ覚えておきましょう。

Face(顔の麻痺):「笑顔を作れますか?」
→笑顔がうまく作れず、顔の片方が下がっている、ゆがんでいる。

Arm(腕の麻痺):「両腕を挙げたままキープできますか?」
→片方の腕が下がってくる。

Speech(言葉の障害):「簡単な文章を正しく繰り返せますか?」
→言葉が出てこない、ろれつがまわらない。

Time(発症時刻の確認):
これら3つの症状がどれか1つでもあれば、脳卒中の疑いが濃厚です。発症時刻を確認して、すぐに救急車を要請してください。

 

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