暮らしの情報 9月25日 脱”早食い”で健康アップ

早食いをすると肥満になりやすいのは、なぜでしょうか? 食事をすると、血液中のブドウ糖の濃度が上昇し、満腹中枢がそれに反応して、満腹感を知らせますが、ブドウ糖の濃度が上昇するには、ある程度の時間が必要です。
そのため早食いの場合、満腹感が得られる前に多くの食事をとってしまいがちになり、摂取エネルギー量が多くなるため肥満につながると考えられています。

早食いの習慣のある人がメタボを発症した割合は11.6%で、ゆっくり食べる人の2.3%、普通の人の6.5%よりも高いということが判明しています。早食いは、体重の増加、血糖値の上昇、腹囲の増加にも関連していることがわかっています。

日頃から、よく噛んで食べることを心がけましょう。また、ゆっくり食べることで肥満を防ぐだけでなく、体にさまざまな良い影響があります。

○脳の発達
よく噛むことは脳細胞の働きを活発化します。

○味覚の発達
よく噛むと、食べもの本来の味がわかります。人は濃い味にはすぐに慣れてしまいます。
できるだけ薄味にし、よく噛んで食材そのものの持ち味を味わうよう、心がけましょう。

○歯の病気を防ぐ
よく噛むと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにします。
この唾液の働きが、 虫歯になりかかった歯の表面をきれいにしたり、細菌感染を防いだりして、虫歯や歯周病を防ぎます。

○胃腸の働きを促進する
よく噛むと消化酵素がたくさん出て、消化吸収を助けてくれますが、食べものがきちんと咀嚼されないと、胃腸障害の原因となりがちです。

 

暮らしの情報 9月11日 あなたの目は疲れていませんか

眼精疲労は、眼の症状だけではなく体の症状も現れ、しかも眼を休めても症状が回復しない状態です。ついつい、眼の使いすぎだから仕方ないと軽く考えがちですが、眼の病気や全身の病気、心理的な要因が潜んでいることもあります。

■近視や遠視、老眼、乱視がある場合、またメガネやコンタクトレンズが合わない場合
近視や遠視、老眼、乱視など屈折異常があると、ピントを合わせるために水晶体(レンズ)の厚さを無理に調整しなければならず、眼の周囲の筋肉がいつも緊張している状態になります。

■白内障や緑内障などの眼の病気がある場合
白内障は、眼の水晶体(レンズ)が濁ってくる病気です。視力が低下するため、疲れやすかったり、まぶしく見えたりして眼精疲労の原因となります。

■眼を使う環境が適切でない場合
VDT(画像情報端末)を使う場合の作業時間管理、モニターの位置や高さなどVDT機器等の調整、健康管理などについて、厚生労働省では平成14年に、新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」を策定しました。

■心理的な影響
私たちの体は、自律神経系、内分泌系、免疫系がバランスをとっているのですが、長期間のストレスによってバランスが取れなくなると体のあちこちに変調を来たします。眼精疲労もそのうちの一つとして考えられます。

現代の生活は、近いものを見ることが多く、常に目の筋肉を緊張させています。緊張をリラックスさせるために遠方を見たり、血行を改善するための温パック、充血を取るための冷パックなど上手に使うと良いでしょう。

くれぐれも自己判断ではなく、眼科専門医の診察を受けて医師の指示に従った治療を最優先にしてください。