暮らしの情報 12月26日 高血圧予防

冬は寒さの影響で血圧が大きく変動する季節です。

日ごろから血圧が高い人は、狭心症の発作や心筋梗塞など、思わぬ事態につながることもあるので注意が必要です。また、血圧が正常の人も高血圧予防のために健康的な生活を心がけましょう。

高血圧は自覚症状がほとんどないので自分では気がつかない人が多く、また、健診などで高血圧を指摘されても、放置する人が多くいます。しかし、血圧が高い状態をそのままにしていると、動脈の壁に負担がかかって動脈硬化を進行させ、やがては狭心症や心筋梗塞などの心疾患、脳出血や脳梗塞などの脳血管疾患を招くことにつながります。

血圧の急上昇を防ぐため次のように心がけましょう。

  • 布団から出る前に室内を暖める
  • 脱衣所を暖め、浴室との温度差を少なくする
  • 寒い屋外に出るときはしっかりと防寒対策をする
  • トイレ内や便座を温めておく

また、高血圧を防ぐために、減塩や運動などを実践しましょう。

1. 食事:塩分を控えることを中心に、次のポイントに気をつけた食生活を心がけましょう。

  • 薬味や柑橘類の果汁、香辛料などを利用して、塩分を控える
  • 塩辛や漬物など、塩分量の多い食品は少量にする
  • 体内の余分な塩分を排泄する作用のあるカリウムを多く含む新鮮な野菜や果物をとる  など

2. 運動:週に1回、30分以上の運動を習慣にしましょう。また、運動する時間がとれない場合でも、暮らしの中で体を動かす機会を増やしましょう。

  • ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行う
  • 買い物やランチはいつもより遠くの店に行き、歩く距離を伸ばす
  • 駅や会社内では階段を使う など

3. ストレス:ストレスをためないよう心がけましょう。ストレス解消には、自分なりのストレスコントロール術を身につけておくことが大切です。

  • 十分な睡眠をとる
  • のんびり過ごす時間を持つ
  • 趣味や友人との交流などを楽しむ など

暮らしの情報 12月12日 冬の水分補給

人間の体の約60%は水分です。毎日食べ物や飲み物などから2~2.5リットルの水分を摂取し、尿や便、汗などで同じくらいの量の水分を体から排出しています。これは季節が変わってもあまり変化ありません。なのでこの時期、熱中症の危険は去りましたが、水分補給の重要性は夏場と変わってはいないのです。

風邪対策の王道であるうがい、手洗いに加えて「水分補給」も大事な予防策のひとつです。風邪やインフルエンザの原因となるウイルスは、乾燥した状態で活発に活動します。反対に湿度50%以上になると活動が急激に低下します。水分補給は喉や鼻の粘膜をうるおしてウイルスの侵入を防ぐと同時に、侵入したウイルスを痰や鼻水によって体外に排出する作用を助けます。また、風邪をひいてしまったら発熱や食欲低下、下痢、嘔吐などの症状により体からの水分排出が多くなります。

また、冬場には脳卒中や心筋梗塞の発症が増えます。これは寒くなって血圧が上昇することも一因ではありますが、水分補給も大いに関わっています。寒くなって汗をかかなくなり、のどの乾きを自覚しにくくなる冬場は水分摂取が少なくなります。水分摂取が少ないと、血液の粘度が上がり、いわゆる「ドロドロ」の状態となります。ドロドロ血液によって血管が詰まりやすくなり、結果として脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性が高くなります。

風邪や脳卒中、心筋梗塞予防のためにも、冬場でもしっかり水分補給をしましょう。