暮らしの情報 11月14日 糖尿病と歯周病の深い関係

11月14日は世界糖尿病デーです。そして世界糖尿病デーのある11月は糖尿病予防月間です。今年も全国各地で糖尿病撲滅のためのシンボルカラーである青のライトアップが糖尿病予防月間に合わせて実施されています。
糖尿病は初期には痛みなどの自覚症状が乏しいため、糖尿病と疑われる人の約4割はほとんど治療を受けていないことが分かっています。しかし世界のどこかで、10秒に1人が糖尿病に関連する病で命を奪われている計算となります。

糖尿病は合併症との戦いと言えます。糖尿病の合併症といえば、腎臓(糖尿病性腎症)、目(糖尿病性網膜症)、神経(糖尿病性神経障害)がありますが、それらと並んで歯周病もしっかりと合併症として位置づけられています。
糖尿病患者さんの歯周病罹患率は、血糖値が正常である人の約2.6倍とのデータもありますので、その関係の深さがわかります。

糖尿病で血糖のコントロールがうまくいっていない患者さんは、細菌に対する抵抗力の低下や血液の循環が悪いために歯周病が悪化しやすくなります。反対に歯周病が悪化すると、血糖値を下げる作用のあるインスリンの働きを悪くする物質が体内に増えて糖尿病の血糖コントロールがうまくいかなくなる、という悪循環が生じます。
ですから、糖尿病患者さんで歯周病を患っている場合は、両者を並行して治療して「好循環」を作り出すことが大切になります。

健診は受診しても、歯科はちょっと敷居が高い…という方も多いと思いますが、もしも健診で血糖値が高いとの結果が出たら、この機会に一度歯科医院をたずねてみましょう!

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