暮らしの情報 10月24日 朝食の大切さ

私たちは、朝になると目が覚めて、夜になると自然に眠くなります。これは、生まれながらに私たちのからだに備わっている能力、遺伝子がコントロールしている「体内時計」が働いているからです。

人間の体内時計は1日25時間の周期をもっており、24時間周期の地球のリズムとは1時間の誤差が生じています。
この体内時計をリセットする、時間合わせのためのスイッチが「太陽の光」と「朝食」です。

朝食には〈からだのリズムを整える〉〈体温を上げる〉〈脳にエネルギーを補給する〉役目があり、脳とからだの目覚まし時計といわれています。
さらに、朝食を食べると、脳内に爽快な気分を送り出すβ-エンドルフィンというホルモンが分泌されるといわれています。

睡眠中も脳のエネルギーは消費されていて、朝起きた時はいわば飢餓状態のため、朝食を抜いてしまうと脳に十分なエネルギー源が供給されなくなります。
脳の働きが悪くなると、集中力・記憶力などの学習能力が低下し、体温も上がらず、だるさや眠さを強く感じるようになります。
朝食を食べることは、からだの健康はもちろんのこと、脳の動きや健康に大きく関係する、とても大切なことなのです。

太陽の光を浴びて体内時計がリセットされるため、朝、目覚めてからあまり時間をかけずに朝食を食べましょう。
前夜の夕食との間が10~12時間あいていれば、からだが「これは朝食だ」としっかり認識して、体内時計を整えます。そのため、夜遅い時間に夕食をとるのはあまり好ましくありません。
脳のエネルギーである炭水化物(糖質)は必須な栄養素です。また、エネルギーが消費されるのは朝食のおかずにたんぱく質が含まれているからです。
ご飯とおかずが組み合わされた日本型の朝食が最も理想的なのです。